このストーリーのその後、実際にぱしふぃっくびいなすで船旅をしてきまして「豪華客船でニューイヤークルーズしてきました」シリーズを書きました。ぜひ、そちらもあわせてお楽しみください。
こんにちは、ニートのような芸能界の片隅の住人です。刻々と2015年の締めくくりに向けてカウントダウンの足音が響いてきましたね。
皆さんは年末年始の過ごし方ってどうしていますか?もう予定を立てましたか?
家族や愛するパートナーと過ごす方、帰省されて親御さんや旧友と過ごす方、受験の追い込みで必死な方、はたまた世の中のためにお仕事される方、ひとりで寝正月にする方…その過ごし方は様々だと思います。
どんな過ごし方をされる方にとっても「新しい年をより良く迎えたい」と思う気持ちは共通だと思います。
ぼくは、この2015年の締めくくりと2016年を迎える場所を船の上にしました。船と言っても漁船ではなく、クルーズです。クリスマスから元旦を船旅で過ごすという、ちょっと少数派な経験になりそうなのでワクワク感をお伝えします。
そもそも船旅とは?今回は「クルーズ」に行く!
さて、船・客船に乗って旅をすることを「船旅」と呼びますが、「クルーズ」と「クルージング」というフレーズも耳にしたことありますでしょ?これ、同じようなニュアンスとしてイメージしてしまうことが多いですが、実はこの2つは船旅であることには変わりないんですが、ちょっとニュアンスが異なるんですよ。
- クルーズとは
- 客船による観光旅行。出発地と終着地が異なる航路。
- クルージングとは
- 客船による観光旅行。出発地と終着地が同一の航路。
微妙な違いのようでいて、旅としての内容は異なるのです。片道切符と往復切符みたいな違いという感じですね。
例えば、横浜港から出発して、神戸港で下船して新幹線や飛行機で戻ってくるのがクルーズ。横浜港から神戸港で下船して再び横浜港へ戻ってくるのがクルージング。ということです。
びぃなすニューイヤークルーズ~台湾・南西諸島・鹿児島~に参加します
今回は、日本クルーズ客船株式会社が企画している「びぃなすニューイヤークルーズ~台湾・南西諸島・鹿児島~」という旅で年末年始を過ごしてみます。
2015年12月25日(金)~2016年1月4日(月)で横浜港か神戸港発着で様々なプランが選べる行程の内、25日〜元旦までの7泊8日の横浜港から奄美大島の行程を楽しんで来たいと思っています。
*ぼくは半分仕事・半分旅行な参加者なので一般参加者は選択できない行程となります
とはいえ、かなりの充実したクルーズに期待感がふくらみますよ!
横浜港を出て、神戸港、台湾・蘇澳(すあお)、沖縄・那覇をめぐり奄美大島で下船するという行程を見ただけでもワクワクしてきます。
日常生活の中で1週間でこれだけいろんな場所を訪れる機会は普通ありませんから、非日常の体験ができることに幸せを感じます。
旅好きな人こそ経験して欲しい、船旅でしか味わえないスローライフな人間関係と一体感
実は、ぼくは47都道府県を何周かしたくらい旅が好きで、飛行機や新幹線、時には寝台列車という旅や愛車でドライブする旅など豪華旅行も貧乏旅行も様々なスタイルで経験してきました。
それぞれの交通機関やコンセプトによって毎回魅力を感じられる旅になるのですが…船旅でしか味わえない魅力というのがあります。
ぼくは、この日本クルーズ客船株式会社の保有する「ぱしふぃっくびいなす」という客船で船旅をするのはわずかに5回目なのですが、中には1年の大半をこの客船の上で過ごしておられるご夫婦がいたり驚く世界を知ることができます。
船旅でしか味わえない5つの魅力
- 人生・生きるとはなんぞや?を発見できる魅力
航海に出たならデッキから見えるのは大海原と水平線だけというシンプルさです。宇宙の中の地球上に存在する自分自身の存在の大きさが如何に小さく・一瞬のものであるか…地球の70%を占める海上だからこそ見えてくる価値観があります。 - 参加者とクルーの一体感
巨大な船内であっても、海上という限られた空間を共にすることで生まれる一体感を味わえます。 - 遮るものが一切ない星空や日の出、日の入り
夜のデッキから眺める、遮るものが一切ない天体のスケールに圧倒されます。 - 時間の流れの概念が変わる
終日航海の日などはどこまで行っても海、海、海。もちろん、携帯の電波やWI-FIからも完全に解放された時間を過ごすことで、時間に追われている暮らしから解放されることで、時間の過ごし方の概念が変わります。 - 目的地までたどり着くこと自体を楽しむ
スピード感もゆったりなので、目的地まで時間もかかるけれど、食事やエンターテイメントなども楽しみながら、目的地に入港する瞬間は感動です。
いつも旅の終盤に多くの参加者の方が「今回の旅で人生観変わったな〜」などと口にされています。本当、ぼくも船旅を経験してから、人生観って変わったひとりですし、参加するたびに新しい発見もあります。
飛行機に比べたらスピード感はゆっくりな旅になりますが、あらゆる旅が非日常体験である中で、船旅は究極の非日常体験であると思います。
ぼくなり的まとめ:今回は海外に寄港するのが楽しみ
5回目の船旅にして海外(台湾)に寄港するのが楽しみです。飛行機以外の交通手段でパスポート持って行く旅というのが初体験なので。
同じ日数で訪れることができる街や滞在時間が短くなってしまう部分もありますが、様々な参加者との出会いやふれあいもできますし、また人生観や生きることに対する新しい発見も待っていることでしょう。
時間とお金の両方がないと体験できないとも言われる船旅ですが、この数年、海外籍の客船も積極的に日本のマーケットを対象にしたクルージングプランを提供していますので、参加しやすくなった旅の仕方だと思います。
この旅の体験は2016年の年明けにじっくり記事にしたいと思っています。
様々な年末年始の過ごし方、ぜひ皆さんも充実した気持ちで新年を迎えることができるようなプランを練ってみてください。
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